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トップ映像調布シネサロン平成30年度優秀映画鑑賞推進事業 〜黒澤 明 監督特集〜 『わが青春に悔なし』『酔いどれ天使』『羅生門』『天国と地獄』
 
2018年9月3日 更新
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平成30年度優秀映画鑑賞推進事業 〜黒澤 明 監督特集〜 『わが青春に悔なし』『酔いどれ天使』『羅生門』『天国と地獄』
人間の善と悪、生と老、大胆な構成と躍動感あふれる演出で描き続け、世界中の映画人と観客を魅了した黒澤明監督の傑作を紹介いたします。

公演日  2018年12月11日(火)      @10:30 『わが青春に悔なし』 A14:30 『酔いどれ天使』      2018年12月12日(水)       @10:30 『羅生門』 A14:30 『天国と地獄』
開場   各回30分前 
会場   グリーンホール 大ホール
料金   各回500円(当日ホール入口で支払い)
3歳以上有料 会員・ハンディキャップ・団体割引の適用はありません
主催
公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団
文化庁/国立映画アーカイブ
特別協賛
木下グループ
協力
株式会社オーエムシー



 
わが青春に悔なし  2018年12月11日(火) 10:30〜
映画のワンシーンの画像
【脚本】久板栄二郎 【監督】黒澤 明 【製作】松崎啓次

【出演】原 節子、藤田 進、大河内伝次郎、杉村春子、
    三好栄子、河野秋武、高堂国典、志村 喬、
    深見泰三、清水将夫、田中春夫、岬洋二、
    中北千枝子
(1946年/東宝/110分/35mm/白黒)
 黒澤明監督の戦後第一作。モデルとなったのは京都大学の滝川事件(1933)とゾルゲ事件(1941)だが、後年の男性中心の黒澤作品に比べるとやや異質な感じを与えるのは、女性が主人公である点であろう。ファシズムの圧力に屈し野に下った大学教授の娘で、戦時下のさまざまな苦境にも屈することなく生きていく堂々たるヒロインとして、原節子が後の小津安二郎作品とは違った魅力を発揮している。脚本の久板栄二郎はプロレタリア演劇の中心的存在として活躍した劇作家で、彼と組んだところに当時の黒澤監督の姿勢が表れている。ともあれ、戦後の「新しい時代」の高揚の中で制作されたことが良くわかる作品である。本作は、1946年3月から始まった東宝争議の第二次争議中に、日活系の劇場を使って封切られた。
酔いどれ天使  2018年12月11日(火) 14:30〜
映画のワンシーンの画像
【脚本】植草圭之助 【脚本・監督】黒澤 明 【製作】本木荘二郎

【出演】志村 喬、三船敏郎、山本礼三郎、木暮実千代、
    中北千枝子、千石規子、笠置シズ子、殿山泰司、
    久我美子、飯田蝶子、清水将夫
(1948年/東宝/98分/35mm/白黒)
 戦時中、『姿三四郎』(1943)でデビューを果たした黒澤明監督は、戦後も『わが青春に悔なし』(1946)や『素晴らしき日曜日』(1947)の成功で、日本映画の若きエース的存在となった。「キネマ旬報」ベストワンに輝いた黒澤の7作目にあたるこの作品は、闇市のヤクザと飲んだくれの貧乏医者との、不思議な友情と葛藤を描いたもので、強烈な個性を持つ若者とその観察者の設定や荒々しい映像表現の顕著さという点で、以後の黒澤映画のスタイルを決定づけた。前年にデビューしたばかりの三船敏郎が黒澤に初めて起用され、野生味あふれるその個性を発揮し、以後の黒澤作品に欠かせぬ存在となった。また、映像と音との対位法的表現(雑踏の中の<カッコー・ワルツ>の使用やギター曲<人殺しの歌>など)を試みた黒澤にとって、この作品から参加した音楽家早坂文雄との出会いも幸運であった。
羅生門  2018年12月12日(水) 10:30〜
映画のワンシーンの画像
【原作】芥川龍之介 【脚本・監督】黒澤 明 【脚本】橋本 忍
【製作】箕浦甚吾

【出演】三船敏郎、京マチ子、志村 喬、森 雅之、千秋 実、
    上田吉二郎、本間文子、加東大介
(1950年/大映(京都)/88分/35mm/白黒)
 黒澤は本作について次のように述懐している。「この作品の根本といえば、要するに、無声映画に帰ってみようと思ったことですね。……トーキーになって失われた映画の美しさをもう一度見つけようという気持ちだった。……映画ももう一度単純化しなければならないのじゃないか、というのがあの試みだった」。森の中でおきた殺人事件をめぐって、8人だけの登場人物で演じられる不条理劇。芥川龍之介の「藪の中」を、脚本家を志望していた橋本忍が脚色、黒澤の助言で同じ作家の「羅生門」が加えられた。絶対真理の不在と人間不信の主題は戦後間もない欧米で評価され、翌年のヴェネチア国際映画祭でグランプリ、そして米・アカデミー最優秀外国語映画賞を受賞した。黒澤の映画は日本映画の芸術水準の高さを海外に知らしめただけではなく、わが国の国際理解に大きく貢献した。
天国と地獄  2018年12月12日(水) 14:30〜
映画のワンシーンの画像
【原作】エド・マクベイン 【脚本】小国英雄、菊島隆三、久板栄二郎
【脚本・監督】黒澤 明 【製作】田中友幸、菊島隆三

【出演】三船敏郎、仲代達矢、香川京子、三橋達也、木村 功、
    石山健二郎、志村 喬、佐田 豊、山崎 努
(1963年/東宝=黒澤プロダクション/143分/35mm/白黒)
 この作品は、アメリカの推理作家エド・マクベインの「キングの身代金」を映画化したものであるが、連れ去る子供を取り違えたとしても、その犯人の脅迫は成立するとのヒントを借りただけで、ほとんどのトリックは黒澤をはじめとする脚本家たちのアイディアである。この映画のクライマックスは二つある。一つは特急こだまのトイレの窓から身代金の3000万円を投げ出す場面。これは実際運行される車両を借り切って、数台のカメラで同時間に撮影された。もう一つは、極刑を課すために犯人を泳がせ、新たな殺人現場におびき出す場面である。『用心棒』(1961)や『椿三十郎』(1962)で、これまでの時代劇にはなかった迫力を演出した黒澤であったが、この作品でも、サスペンス映画に斬新な演出を試みている。
平成30年度上映作品一覧はこちらから
映画のまち調布
 調布市内には、日活調布撮影所、角川大映スタジオと、2ヶ所の大型撮影所があるほか、高津装飾美術株式会社、東映ラボ・テック株式会社、東京現像所など、現在も数多くの映画・映像関連企業が集まっています。

そのきっかけとなったのは、昭和8年に多摩川撮影所が作られたことから始まります。撮影所がこの地に作られた理由は、後に調布市長となり、「カツドウヤ市長」と呼ばれた本多嘉一郎の回想によると、「時代劇・現代劇どちらの撮影にもふさわしい自然環境やフィルムの現像に欠かせない良質な地下水があった。」とのことです。
昭和30年代の日本映画全盛期には、大映、日活に加えて独立プロダクション系の株式会社調布映画撮影所(現多摩川2丁目あたり)の3ヶ所で映画が作成されるという活況を呈し、調布は「東洋のハリウッド」にたとえられました。

これを記念して、かつて大映撮影所の敷地内だった多摩川5丁目児童遊園の一画には、「映画俳優之碑」と「調布映画発祥の碑」が建てられています。
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