(公財)調布市文化・コミュニティ振興財団
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トップ音楽クラシック公演山田和樹の『未完成』『皇帝』『田園』インタビュー アレクサンデル・ガジェヴ(2017年6月5日)
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2017年7月8日 更新
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インタビュー アレクサンデル・ガジェヴ(2017年6月5日)
6月に株式会社河合楽器製作所主催のリサイタルのため来日された、アレクサンデル・ガジェヴさんにお話を伺いました。
@カワイ表参道
Q:
 日本にはどのような印象をお持ちですか?好きな土地、食べ物などはありますか?
(調布には深大寺という観光スポットがあり、そばが大変有名です。)
 
A:
日本はこれまでに4回訪れていて、海外の中では最も滞在時間が長い国です。
浜松はコンクールを受けたこともあり、やはり思い出深いです。海が好きで、コンクール期間中はよく散歩をしました。今でもあの海が見たくなることがあります。
 東京も、上野や新宿、渋谷など、故郷・イタリアとは街並みや雰囲気は全く異なりますが、建物が整然と並んでいるサマは綺麗ですし、とにかく何でも揃う街なので刺激的ですよね。
 毎日ずっと東京で過ごしたいかと言われれば、それはちょっと難しいかも知れませんが、生理的に受け入れられないものを除いて自分の好きなことに集中すれば、人は誰でもどこでも生きていくことができるのではないでしょうか。
 
 
Q:
 日本をはじめ、数々の国を訪れていますが、やはり母国が一番好きですか?イタリアの魅力について、教えてください。 
 
A:
 そうですね。やはりイタリアが一番ですね。
 イタリアやピザやパスタなどとにかく食べ物が美味しいですし、景色も自然も美しい。歴史の長い国でもあります。
 イタリア人はみんな、細かいことは気にしません。最近では政治が不安定だったりもしますがそれをマイナスに捉えるのではなく、みんなで良くしていこう!というモチベーションが高くて前向きで裏表のない人が多いです。
 
 
Q:
ピアノはカワイが好き、などこだわりはありますか?
 
A:
 カワイだけではなく、ヤマハ、スタインウェイ、ファツィオリ、何でも演奏します。浜松のコンクールではカワイのピアノで演奏し、優勝のお祝いにピアノを1台いただいたので、実家にはカワイのピアノがあります。
 日本では会場ごとに置いているピアノを演奏しますが、イタリアではホールに備え付けられていないところも多いんですよ。
 
 
Q:
 影響を受けたピアニストや好きなピアニスト、目標としているピアニストはいますか?
 
A:
 自分です!・・・冗談です(笑)
 プレトニョフ、グレングールド、ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、カール・リヒターなどたくさんいますが、中でもキース・ジャレットが1976年に発売したレコードは本当に素晴らしいと思います。
 演奏が素晴らしくても人間的な魅力が欠けていたり、逆に演奏がイマイチでもその人の人間性を知ったうえで演奏を聴くと違って感じたり。自分自身の精神状態によっても好きな音楽家や演奏は違ってきます。
 
 
Q:
ガジェヴさん、ピアノお好きですか?
 
A:
 え!?(笑)もちろん好きですよ!
 ピアノの一番の魅力は、やはり色々な音を1つの楽器で出せるところ。他の楽器にはない部分です。オーケストラがみんなで力を合わせてやることを、ピアノはそれ1台で実現できます。時に指揮者となり、団員にもなります。
 この魅力がピアノを弾くうえで難しいところでもあります。技術だけでなく内面もコントロー
ルしながら表現しなければなりませんし、オールマイティーが求められます。
 ピアノが好きですか?なんて、聴かれたことがなかったので、哲学的なことを答えないといけないのかと考えてしまいました(笑)。良い質問でしたね!
Q:
 9月に演奏していただくグリーンホールは調布市で最も大きいホールで、これまでにも著名なアーティストの方々がコンサートを開催されてきました。(ピアニストでは中村紘子さん、スタニスラフ・ブーニンさん、他にチェロのヨーヨー・マさんやミッシャ・マイスキーさんなど)
 これまでに演奏したホールで特に印象に残っている所やお気に入りのホールはありますか?
 
A:
 日本では、京都コンサートホールや紀尾井ホールが印象に残っています。紀尾井ホールは、ホールまでの道のりに緑が多く、環境も素晴らしいですよね。
 母国イタリアにも様々なホールがあります。ベネツィアのオペラシアター、ミュンヘンのヘラクレスザールなど。ドイツのデュッセルドルフにあるロバート・シューマン・ホールも良いですよ。
 
 
(C)HIPIC
Q:
 調布には桐朋学園音楽大学があり、音楽の道を志す若者たちが日々研鑽を積んでいます。学生へのアドバイスやメッセージがあればお願いします。
 
A:
 練習するだけでなく、コンサートに行って演奏を聴いたり、ピアノと離れている時間をどのように過ごすかが大事だと思います。
 東京という何でも揃う素晴らしい都市にいることをバネに、音楽家として成長できるように頑張ってください。何よりも情熱を持って、ピアノを、音楽を愛してください。そしていつか、共演できる日が訪れることを楽しみにしています!
 
 
Q:
 9月の公演ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番『皇帝』を弾いていただきますが、この曲への思い入れや、共演する指揮者・山田和樹氏の印象を聞かせてください。
 
A:
 6/4にオーチャードホールへ山田さんの「マーラーツィクルス」を聴きに行きました。山田さんが発するエネルギーや表現の仕方は、曲の最大の魅力を引き出していて、本当に素晴らしい演奏でした!
 『皇帝』は、3楽章が好きです。静けさの2楽章からは想像もつかない盛り上がりで、ベートーヴェンの曲の作りの素晴らしさを感じます。
 
Q:
最後に、公演への意気込みと、コンサートを楽しみにしているお客様へのメッセージをお願いします。
 
A:
体調やその日の心の状態によって、演奏というのは変わってくるものですが、その時の最高の演奏をお届けしますので、ぜひ聴きにいらしてください。
PDFファイルはこちら
(Alexander_Gadjiev_Interview.pdf: 68k)
本文終わり
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