西巻茅子展 「ラララン ロロロン〜ちいさなひとたちありがとう」
西巻茅子展 「ラララン ロロロン〜ちいさなひとたちありがとう」 概要
- 開催日
2021年5月15日(土) 〜 2021年7月11日(日)
- 開催時間
- 10:00~18:00
※会期中の休館日は以下のとおり
5月24日(月)・ 25日(火)
6月28日(月)・ 29日(火) - 会場
調布市文化会館たづくり
- 料金
- 無料
内容
「ラララン ロロロン わたしににあうかしら」-。1969年の刊行当初から幼い子たちに圧倒的に支持され、今なお、輝きを放つロングセラー絵本「わたしのワンピース」。うさぎのワンピースがお花畑で花の模様に、雨が降ると水玉に変わり、ページをめくるたびに、次はどんな模様のワンピースになるだろうと、ワクワクしながら読んだ方も多いのではないでしょうか。
1967年に『ボタンのくに』で絵本作家としてデビューをし、50年以上活躍し続ける西巻茅子さんの展覧会を開催します。西巻さんは東京芸術大学を卒業後、版画を制作しながら、幼稚園の一室を間借りして、「子どものアトリエ」を始めました。そこに通う子どもたちは、自分の心にあるものを自由にのびのびと表現しており、西巻さんは子どもたちの絵の素晴らしさに触発され、絵本の世界に踏み込んでいきました。西巻さんは「絵を楽しめる本を作りたいと手がけました。『子どもが借りていくので、図書館にいつもない本』と聞いたときは、描いて良かったと思いました」などと語っています。
本展では、『わたしのワンピース』はもちろん、神沢利子さんが文章を手がけた『はけたよ はけたよ』、まどみちおさんによる『ぞうさん』の原画など、リトグラフ、水彩、刺しゅうなど多彩な手法で描かれた作品70点程を展示します。また、絵本の一場面に入れるようなフォトスポットも設けます。子どもの頃の気持ちを思い出しながら、展覧会を楽しんでいただければ幸いです。
公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団
作家プロフィール
西巻茅子(にしまきかやこ)/絵本作家
1939年、東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業。学生時代からリトグラフ、エッチングを手がけ、 日本版画家協会展新人賞、同奨励賞受賞。のびやかな線と明るい色調で描かれるその世界が、子どもの心に自然に受け入れられている。『ちいさなきいろいかさ』(もりひさし文/金の星社)で第18回サンケイ児童出版文化賞受賞。『えのすきなねこさん』(童心社)で第18回講談社出版文化賞絵本賞受賞するなど、多くの賞を受賞している。神奈川県在住。
「えのすきなねこさん」1986 年 童心社 開催によせて
私は、27才の時はじめての絵本を描きました。それから55年間100冊以上の絵本を描いてきました。ちいさなひとたちが楽しんでくれた幾册かの絵本の中でも特に人気のあったのが「わたしのワンピース」です。今回、調布市文化会館たづくりでは、この絵本を中心に私の仕事を展示して下さいます。みなさまのご存知の絵本の原画もあるでしょう。楽しんでご覧頂ければ幸です。
西巻茅子
絵本作家・西巻茅子さんが今までの絵本の制作秘話や子どもたちによせる思いについて語ります。
2021年6月20日(日)14:00~15:30(開場13:30)
調布市文化会館たづくり2階 くすのきホール
定員 250人(未就学児不可/事前申込制)
申込開始日 ちょうふアートプラス会員 5/21(金)9:00~
一般 5/28(金)9:00~
申込方法
<電話> TEL042-441-6150(受付時間9:00~21:30)
<インターネット> 下記からお申込みください
※お申込みは、Peatixのユーザー登録が必要です
アートプラス会員ID、チケット購入用ID、施設予約利用登録番号とは別に、Peatixへの登録が必要になります。
保育サービス
お子さんを預けて、受講できます。
対象 生後6か月以上の未就学児
費用 一人1,000円
申込 申込確定後、(株)ママMATE東京支店(TEL03-6913-8484)へ
締切 6月11日(金)17時

