令和6年度のちょうふアートサポーターズによる活動レポートです。
ちょうふアートサポーターズ(略してCAS)について詳細はこちらをご覧ください。
ちょうふアートサポーターズ2024活動レポート
CAS2024活動記録
◆11月4日(月・祝)テンジシツプロジェクトのトークセッションVol.0「今ふたたび集まること」
落これからの展開が楽しみなテンジシツ!
テンジシツプロジェクトのトークセッションVol.0「今ふたたび集まること」の活動に参加しました。
テンジシツプロジェクトは、文化会館たづくり1階の展示室を、より地域に開かれた場所にするために今年度から始まったプロジェクト。今回はそのキックオフイベントで、プロジェクトアドバイザーの小川希さんと、トークゲストの森順平さんによるトークイベントが行われました。
CASのスタッフは3人で、まずは当日の資料の挟み込み作業。それが終わると、入口案内と受付と客席案内とに分かれて業務を行いました。 私は受付を担当し、来場者リストをもとに、お名前をチェックしました。
プログラムが始まると、まずは小川さんと森さんの、それぞれがこれまでに手がけてこられたプロジェクトがスライドをもとに紹介され、その後、お二人の対談。 最後に、参加者も交えたトークセッションになりましたが、中には、廃屋をシェアハウスやギャラリーとして再生する活動に参加されている方や、調布市内を始め全国で映画の野外上映会を開催している方もおられて、話がはずんでいました。
今回のトークイベントでは、たづくり1階の展示室をどのように活性化させるか、3カ年に及ぶプロジェクトのキックオフイベントでしたが、小川さんと森さんの、自ら行ってきた数々のプロジェクトの実例を交えたお話がとても面白く、かつ示唆に富んでいて感銘を受けました。 テンジシツプロジェクトは、市民ひとりひとりが気軽に関わるとても大切な取り組みだと思います。これからに期待しましょう。
(投稿者:ちょうふアートサポ A)
◆10月6日(日)―和を紡ぐシリーズ―大衆芸能で御座い!超入門!絵ばなし寄席 ~猫の皿・目黒のさんま~
落語初心者の子どもをはじめ、親子・三世代で楽しめる落語とイラストが合体した“絵ばなし”
調布市グリーンホール 小ホールで開催された「超入門!絵ばなし寄席」の活動に参加しました。
当日は、スタッフ全員法被を着て、お客様を迎え入れました。開場中は、プログラム配布を担当し、小さなお子様から大人まで幅広い年齢層の方がお見えになりました。
開演中は場内監視を担当しました。絵ばなし寄席は、小さなお子様にも噺のイメージが膨らみやすいように、補助のイラストを表示して、想像力を膨らませてもらう落語です。演目はこの時期にぴったりな「猫の皿」「目黒のさんま」でした。
太神楽では客席からオーッという声が上がり、小さなお子様も夢中になっていました。
終了後、お客様をお見送りする時も、皆様口々に「楽しかった!」と笑顔で退場されました。
ボランティアとして参加し、お囃子のおかげか、または法被を着たからなのか寄席気分を満喫できました。
開演前にお囃子がホールの外でも流れていたら、もっと沢山のお客様に来て頂けたかも?落語がより身近に、楽しく工夫されているこの公演に、多くのお客様がご来場いただければなと感じました。
(投稿者:ちょうふアートサポ T)
◆9月28日(土)聴覚障がい者お出迎え研修
笑顔が第一!様々な手段でコミュニケーションを図り、相手に自分の理解・行動を伝えて不安を解消することが大事!
CAS聴覚障がい者お出迎え研修(午前の部)を受講しました。
講師はご自身も聴覚障がい者である廣川麻子さん(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク理事長)。実践アシスタントは調布市聴覚障害者協会の上田さんと調布市社会福祉協議会の手話通訳派遣からお二人が務められました。
まずは講義で、聴覚障がいの特性を理解し、聞こえないお客様をお迎えするための、さまざまなサポートの方法を学びました。これまで何となくわかっていたつもりでも、事例を交えた講義を伺うと、自分が何も知らなかったことに愕然としました。
休憩を挟んでいよいよ実践。16人の受講者が4人ずつ4つの班に分かれて、受付対応のロールプレイ。
「館内に入るところから受付まで」と「チケットを切り取り客席にご案内するまで」の2つの場面を実践しました。まずは班ごとに10分間の作戦会議。ほとんど準備をせずに臨機応変に対応する作戦の班(私たちのことです)や、あらゆる場面を想定して何枚もコミュニケーションボード(指差しのみで意思を伝える)を用意して臨む班など対応はさまざま。
お客様役は聴覚障がい当事者の上田さんが務められ、聞こえないお客様が「チケットを忘れてきた」「トイレはどこか」「客席に入場しておらず、スマホを見ていて開場5分前のベルが聞こえていない」「手話通訳がよく見える席に、座席を変えて欲しい」など、様々なシチュエーションへの対応に、講義で学んだ知識をもとに皆で話し合い実践しました。 ひとつの班が終わるたびに講師の方の講評を頂くので、班の順番が進むにつれ対応もアップデートされてゆきます。それにしても、この研修では、8パターンのお客様役を抜群の演技力で演じ分けて下さった上田さんが、一番大変だったのではないでしょうか。
ロールプレイをやってみて感じたのは、聞こえないお客様が仰ったことを、「まず自分はこう理解しました」ということを、きちんとお客様にお伝えした上で、適切な対応に移ることがとても大切であるということでした。講師の先生からは、「聞こえないお客様は、自分の言ったことが相手にきちんと伝わっているのかわからないと、とても不安になってしまう」との解説がありました。そのためにも、やはり笑顔がとても大事だとのことでした。
今回の研修は、実際に聴覚障がいがある方を相手に、CASの現場で起こりうる事例への対処について具体的に実践出来て、大変為になりました。今回の研修を受講して正しい知識を得られたことで、これまでどうしても尻込みしがちだった聴覚障がいがある方との向き合い方について、少し前向きな気持ちになれたと思います。
今回の研修を企画し実施して下さった事務局職員の皆様、受講して本当に良かったです。ありがとうございました。
(投稿者:ちょうふアートサポ A)
◆9月8日(日)グリーンホールオープンデー 管楽器アンサンブル・コンサート
誰もが気軽に楽しめるグリーンホール!
グリーンホール オープンデーの活動に参加しました。
調布市グリーンホールの長い歴史の中でも初の試みというオープンデーは、グリーンホールを一日中まるごと楽しめる無料開放デーで、大ホールと小ホールを会場に、「管楽器アンサンブル・コンサート」や「バックステージツアー」「ティンパニーにさわってみよう」「落語発表会」「歌舞伎体験ワークショップ」など1日を通して様々なイベントが行われました。
CASの活動は、大ホールで行われた管楽器アンサンブル・コンサートのフロント業務で、プログラム配布、客席内案内、ベビーカー案内、おむつ替え&授乳室案内から終演後のアンケート回収業務まで、数人のメンバーが分担して行いました。
コンサートは午前の部が金管八重奏、午後の部が木管五重奏で、次世代を担う期待の若手演奏家が、みんなが大好きなポピュラーからバリバリのクラシックまで創意に富んだプログラムで素敵な演奏を聴かせてくれました。
このコンサートは年齢制限がなく、途中入退場可能で、あらゆる人が楽しめるコンサートとして実施されていました。
午前の部では字幕投影や手話通訳、集団補聴システムや点字プログラムなどの鑑賞サポートもありました。客席は嬉しいことに午前午後ともお子様連れのお客様がとても多く、ご一緒に心から音楽を楽しんでいる姿がそこここで見受けられました。途中で小さなお子様がぐずり始めても、客席全体がそれを許容する暖かな雰囲気に包まれていました。また、ひとたび音楽が奏でられれば、大人も子供も赤ちゃんも、時には食い入るように、時には身体を揺らしてノリノリで聴き入っている様子を拝見して、やっぱり音楽の力って凄い!と改めて感じました。
コンサートの来場者数は午前・午後あわせて480名を超え、本当にたくさんの方にお越し頂けました。
財団の方は「とにかく初めてのことなので手探りの連続でした」と仰っていました。グリーンホールオープンデーは、気軽に参加出来て、普段は見られない側面に触れることもできて、初来場の方にとっても常連さんにとっても新しい発見がある、とても良い企画だと思います。
スタッフのみんなで、これで手軽にランチを取れる場所だったり、周辺飲食店との提携などがあれば、ほんとに1日中居られるね、と冗談を言い合ったりしていました。
最高気温が34℃を超える日に、ほどよく冷房の効いたグリーンホールで休日の1日を過ごすのもよいと思いました。
(投稿者:ちょうふアートサポ A)
◆7月12日(金) 〜 10月14日(月・休)調布メディアアートラボ pook展 WAYPOINTS~ふしぎの空路~
想像力と好奇心が溢れる展覧会
現在開催している、『調布メディアアートラボ pook 展 WAYPOINTS~ふしぎの空路~』の展示作品の遊び方などのご案内で参加しました。
未就学児〜小学生低学年くらいのお子さまと保護者の方々が多く来館されました。
「これはどうするんだろう?」と、ちょっと戸惑っていたりするお子さまには、多くは説明しなくても、手本として少しだけ手を動かしてみせたりすると、あとはすぐに自分なりの楽しみ方を見つけて夢中になって遊んでいました。危なくないように、作品を壊さないように見守る、という感じの活動です。
とにかく、子どものもつ無限の可能性というか、想像力と好奇心のカタマリがぶつかりあって、弾けて、溢れていた空間でした。
保護者の方も、子どものように楽しんでいらっしゃる姿が印象的で、最近見かける「子どもといてもスマホばっかりみてる」方がいなかったのは、それほど大人も楽しめる作品だったからだと思います。
子どもたち全ての存在が愛おしいと思える、貴重な時間を過ごすことができるのも、この活動のとても良いところなのではないかと思います。
(投稿者:ちょうふアートサポ K)
『調布メディアアートラボ pook 展 WAYPOINTS~ふしぎの空路~』
会期:〜 2024年10月14日(月) 10:00~18:00【休館日:9月24日(火)~27日(金)】
会場:文化会館たづくり1階 展示室
◆8月23日(金)あなたのための音楽会 Piano Duo Sakamoto
演奏者との距離が近いコンサート
せんがわ劇場で行われた「あなたのための音楽会」の活動に参加しました。
出演はPiano Duo Sakamoto、坂本彩さんと坂本リサさん姉妹によるピアノ連弾のコンサートです。
14:00の開演に向けて、CASメンバー4名は職員含めスタッフ全員で打合せのあと、まずは挟み込み作業を行いました。皆で協力してアンケート用紙や数種類のチラシを順番に取り、プログラムに挟み込んでクリップ付きの鉛筆(ペグシルと言います)で止めます。来場者分を揃えたら、客席に一部ずつ置きました。
開場時間になり、チケット確認と客席案内に分かれてフロント業務の開始。私はチケット確認を担当しました。お客様からチケットをお預かりし、券面を素早く確認してきれいにチケットを切り取るのはなかなか難しいのですが、CASの研修で訓練を受けているので滞りなくできました。
この公演は119席が完売とのことで、さすが今注目の人気のデュオ。早くから熱心なお客様が詰めかけておられました。 開演時間になり、いよいよ坂本姉妹の登場。公演中、最初の曲でピアノの弦が切れるという珍しいハプニングもありましたが、姉妹ならではの息の合った演奏と楽しいおしゃべりで1時間があっという間!
プログラムは、良く知られていてる曲もピアノ連弾バージョンではあまり演奏されることの少ない曲ばかりで、バッハもスメタナの曲もとても素敵な演奏で新鮮でした。メインに据えられた中田喜直の「♪日本の四季」はところどころに懐かしい童謡のメロディーが現れるのも面白く、心に染みるとても良い演奏でした。
終演後はアンケートの回収を行い、ほとんどのお客様がアンケートにご協力頂き、私も嬉しい限りでした。
姉の坂本彩さんは桐朋学園大学出身だそうで、想い出の多い仙川で公演が出来たことをとても喜んでおられ、またせんがわ劇場は客席との距離が近く、演奏していてとても楽しいとお話されていました。 客席数120に満たない小さなホールで行われる「あなたのための音楽会」、一流の演奏家の極上のパフォーマンスを間近で共有できる素敵なコンサートでした。
(投稿者:ちょうふアートサポ A)
◆7月14日(日) バッハ・コレギウム・ジャパン公開リハーサル
楽器と湿度との闘い!
バッハ・コレギウムジャパン公開リハーサルvol.46の活動に参加しました。雨が降りませんようにと梅雨空に祈りながら会場のグリーンホールへ。 CASの担当業務は、申込確認、雨天時の傘預かり(雨に濡れた傘で、場内の湿度が上がると楽器の音色に影響が出るため)、入場整理、人数カウント、プログラム声掛け、場内案内、ブランケット配布、場内監視、終演後の扉開け、アンケート回収、座席確認、募金の呼びかけと多岐にわたり、これらを8名で担当します。 私の最初の担当は、申込確認のため開場前のテラスでお客様を2列ずつに並んで頂くよう誘導する係。熱心なお客様がかなり早くからお並びになり、開場時には2列のレーンが3本(計6列)出来てテラスが人で満杯になるほどでした。開場後は、エレベーターで上がって来られたお客様の申込確認、その後、客席でブランケット配布業務も行いました。 定刻になり、指揮の鈴木優人さんが颯爽と登場してリハーサルスタート。曲はD.ブクステフーデの《我らがイエスの四肢》という曲、冒頭、鈴木優人さんが客席に「まずは膝、次は脇腹・・」と曲に関しての楽しい解説をされ、お客様の関心がグッと増したように感じました。楽団の皆様が私服なのはリハーサルならでは、リラックスしたやり取りを見られるのも貴重な体験ですが、演奏は本番さながらのもので、お客様は美しい音楽に酔いしれていました。この日のお客様は定員一杯の500名!無料とはいえ、公開リハーサルでこれだけのお客様がお越しになるとは正直とても驚きました。財団の方が「調布市民がいかにバッハ・コレギウムジャパンを愛しているかの顕れですね」と仰っていましたが、それと同時に、これだけ長い年月と回数を重ねている(今回で46回目!)のは、バッハ・コレギウムジャパンも調布のお客様をとても大切に想っておられる証だと思いました。 終演後、皆様とても満足そうにお帰りになるのが印象的でした。最後、出口でアンケート回収業務を担当しましたが、枚数がとにかく多かったです。バッハ・コレギウムジャパンと調布市民との深い絆を感じられたこの公開リハーサル、これからも末永く続くと良いと思いました。 (投稿者:ちょうふアートサポ A) |
私は、今年加入して、今日で2回目の活動でした。今回は場内案内を担当しました。場内案内は、お客様を座席に案内します。また、今回は楽器の湿度管理の関係上、場内を涼しく保っているので、屋外との気温差があるため、必要なお客様にブランケットを配布しました。配布した方からは感謝のお言葉もいただけました。
前から一度やってみたいなと思っておりましたので、それが早くに実現出来、嬉しかったです。 以前は、観客で来場していましたが、観客よりも、こちらの方が面白いかな?という感想です。
いつも観客として、何気なく接していた方々の役目を、今度は自分がしっかりホールの人になり、また財団の職員の方々とも顔見知りが増えて、とても楽しく活動ができました。どうして今まで気付かずにいたかと勿体なかった気持ちが致しました。
私は、気軽にちょっと出かけてすぐ帰って来られる距離なのでし、とても良い気分転換にもなりました。普段は、とても家で忙しいはずですが今日の活動を楽しみにしておりました。帰ってからもとても気分が高揚しています。
どういう方がスタッフをされているのかな?と今まで思っておりましたが、CASというボランティアの方々が担っており、私もその一員になれたことが嬉しいです。
次は何の活動に参加しようかなと頭の中、思い巡らす事に致します。
(投稿者:ちょうふアートサポ Y)
◆6月23日(日) 調布国際音楽祭2024 バッハ・コレギウムジャパン音楽の捧げもの
調布国際音楽祭2024最後を飾る公演は、「バッハ・コレギウムジャパン音楽の捧げもの」でした。
「バッハ・コレギウムジャパン音楽の捧げもの」公演の活動に参加しました。調布国際音楽祭2024のフィナーレを飾るコンサートです。
私の担当は、当初、テラスでのジュニア招待誘導係でした。しかし、開場間際になってポツポツと雨が落ちてきたため、急遽、傘を外の傘立てに置いてご入場頂くようお声がけをする係に変更となりました。お客様に「傘は傘立てに置いてからご入場ください。大変デリケートな楽器を使用しての公演ですので、ご協力をお願いします。」と出来るだけ大きな声で繰り返しお伝えしました。
その際、4月にCASの研修で実施された、「発声講座」が、大変、役に立ちました。「CASの研修にハズレなし!」ですね。
公演はメインの「音楽の捧げもの」をはじめ4曲のあと、最後は祝祭気分に溢れた「管弦楽組曲第4番」でフィナーレ!いつまでも鳴り止まぬ拍手喝采が、演奏の素晴らしさを物語っていました。この公演で、調布国際音楽祭2024も終了。
今回はCIMFとして2つの現場に入れて頂きましたが、いずれの現場でも素晴らしい音楽が生み出される瞬間に立ち会うことが出来、その喜びを多くのお客様と共有し、お客様が本当に喜んでおられるのを目の当たりにして、これ以上ないくらい幸福な気持ちになりました。来年もまた、CIMFのメンバーとしてこの素晴らしい音楽祭に携わらせて頂きたいと心から思いました。
(投稿者:ちょうふアートサポ A)
◆6月22日(土) 調布国際音楽祭2024 オープンステージ
審査で選ばれた市民音楽家、桐朋学園大学の学生の皆さんによる、無料の音楽会がたづくり1階 エントランスステージで開催されました。
たづくりエントランスにて開催のオープンステージで、プログラム配布を行いました。通りすがりのやご興味がありそうな方にプログラムのご案内等、お声がけをしました。
一通りの活動を終えて、控室に戻ろうとした時に、階段ですれ違った方から「とっても素敵なピアノが聴けたわ。声をかけてくれてありがとう」とお礼を言われてびっくりしました。
美しい音楽もさることながら、お客様の心には迎えるスタッフそれぞれの印象も残っているんだなと思うと身の引き締まる思いになりました。また、1人でも多くの方にお届けできることができたんだな、という喜びがひしひしとわきました。
初参加でしたが、数日間の活動を通して、貴重な体験を数々させていただきました。財団の方々、出演者の方々、CIMFの方々に深く感謝します。
末永く、この音楽祭が続くことを願います。(投稿者:ちょうふアートサポ K)
◆6月17日(月) 調布国際音楽祭2024 布多天神社できくグランドピアノ Vol.3
布多天神社の神楽殿をステージに、ベヒシュタインの贅沢なピアノの響きをお楽しみいただける無料のコンサートが行われました。
調布国際音楽祭2024が始まりました。CIMFとしての今年最初の活動は「布多天神社できくグランドピアノvol.3」でした。布多天神社の由緒ある神楽殿を舞台に行われる75分の野外コンサート。関係者一同の願いが通じ、雨も降らず無事開催されました。お越しになられたお客様は何と532人!CIMFのボランティアは4人で、2人が受付(うち1名はカウンターを手に来場者数カウント兼務)、2人が場内案内に当たりました。私は場内案内の業務を担当しました。お客様を観覧場所に誘導するお仕事ですが、最大のミッションは、参道に立ち止まってしまうお客様にお声がけをして参道を空けて頂くことです。幸い、事情をご説明すると、皆様快く応じて頂けました。
そしていよいよ開演。フェスオケ選抜メンバーの南波美月姫さん(ハープ)、志水伶衣さん(チェロ)、楠木誉可さん(フルート)、佐藤文香さん(ヴァイオリン)がベヒシュタインのピアノをバックにそれぞれ素晴らしい演奏を繰り広げ、最後は鈴木優人エグゼクティブ・プロデューサーと森下唯アソシエイト・プロデューサーによる豪華なピアノ連弾でフィナーレ!
厳かな雰囲気の中で鳴り響く音楽は、他では聴くことの出来ない特別なものに思われ、境内を埋め尽くした観客の皆様にも、とても喜んで頂けたと思います。
アンケートも沢山お出し頂けました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。(投稿者:ちょうふアートサポ A)
◆6月2日(日) 避難経路確認、チケットもぎり研修
前半の避難経路確認では、グリーンホールの7つの階段の位置を確認し、地震と火災の時の避難方法について学びました。 後半は、チケットの種類、確認の方法について学び、実際に使用するチケットで切り取りを実践しました。
私は演奏会に行くのが好きで、様々なホールに足を運びます。 とても怖がりなので、「もし演奏会中に大地震が起きたらどうしよう」と、いつも不安に思ってしまい、ホールに着くと必ず、避難経路を確認してしまう性格です。
でも、レセプショニストさん達がキビキビと働いていらっしゃる姿を見ると、「この人たちがいるから大丈夫よね」と安心します。
そう感じられるのは、避難訓練や様々な「おもてなしの研修」をきちんと受けておられることに裏打ちされてのことなんだな、と今日つくづく思いました。
起こってほしくはないですが、もし、災害が起きた時、誰かに少しだけでも安心してもらえる役割を担うことができるようになれたらいいなと思いました。また、ホールに来られた方が「なんだか良い対応だったね」という印象を持っていただけらように頑張りたいです。(投稿者:ちょうふアートサポ K)
◆4月26日(金) 調布シネサロン『アメリ』
今年度、初めての活動でした。各回6人が参加し、チケットもぎり、ロビー案内、客席案内など各ポジションにつき、笑顔でお客様を迎えました。
4月26日(金)、調布シネサロン「アメリ」の活動に参加しました。
当日はチケット確認のポジションを担当しました。当日券が多く、紙チケット以外にもデジタルチケットも併⽤されているので、紙にデジタルにと⼤忙しでした。この映画は、カンヌ映画祭では不評だったにもかかわらず、ジュネ監督の名前だけで配給会社が偶然購入したそうです。人工美に飾られたパリを飛び跳ねるオドレイ・トトゥ演じるアメリのチャーミングさに惹かれて、2001年公開当時、単館系を中心に話題を呼んだ映画です。次回の調布シネサロンは5月31日(金)「ワンチャンス」イギリス出身のオペラ歌手ポール・ボッツの実話を映画化した作品です。本人の歌声も最高、そしてその歌声に対する映画的工夫が行き届き、ラストの見せ方の賭けに成功しました。 最高に楽しい映画ですので、次回も活動したいです。(投稿者:ちょうふアートサポ K)
◆4月21日(日) 説明会・接遇研修会
新規17人、継続者42人が集まり、年度初めのキックオフミーティングを開催しました!
前半は木山みづほ先生(ソプラノ歌手・ヴォイストレーナー)を講師に迎え、発声講座を行い、全身を使って声を出すコツを学びました。後半は3人1組になり、自己紹介や今後参加してみたい活動などを互いに話し、交流しました。
令和6年度のキックオフミーティングに参加しました。
今年度CASの登録はなんと104人。担当の職員紹介や概要説明に続いて、ヴォイストレーナーでソプラノ歌手でもある木山みづほ先生を講師にお招きしての「発声講座」が行われました。先生の講義はとても具体的でかつ順序立てて行われたのでわかりやすく、何より、講義が進むうちに自分でも成果が現れるのが実感できて、大変面白かったです。
横隔膜を意識して長く息を吐く呼吸法から始まり、表情筋の動かし方や、いろんなセリフでの声出しなどのメソッドを重ねるにつれ、先生のトークにも乗せられて声がどんどん前に出るようになりました。
圧巻のメソッドは、受講生数人が舞台に上がり先生から少し補助していただき「おーい、舟が出るぞー」と声を出す実践内容。最初は心許ない声でも、先生が受講者の後ろからお腹に手を回し、ゆっさゆっさと揺らされながら声を出すとあら不思議!みんな別人の様に大きな声が長~く続いて、場内は拍手喝采!
講座を受けたあとのグループトークでは、みんな声のトーンが劇的に変わっていて、広い会場中騒がしいくらい話し声が飛び交っていました。
今回の発声講座で習ったことは、これから現場でお客様にご挨拶やお声がけをする時に絶対に役立つので、とても良かったと思います。(投稿者:ちょうふアートサポ A)
今後、ちょうふアートサポーターズの活動で、市内のイベントに関われる事を、とても楽しみにしています。
継続者の方を含め、このミーティングでいろいろな方と交流、お話することが出来ました。話題も多岐にわたり、充実した時間でした。
発声講座では皆さんと共に声の訓練をすることができて、良い機会でした。講座中、希望者が手を上げて舞台へ上がり、先生に声の出し方を教えて頂ける時間がありました。私も教えていただきたい気持ちもあったのですが、その勇気が出ず、一瞬の間しか考える時間がなかったので終わってしまいました。それに大勢の前でしたし、あとやはり恥ずかしいですし…
CASを担当している財団職員の方々も、お話される様子に、どの方もしっかりされて活気あるように感じました。普段の自分の環境にはなかった事なので頼もしく進んで活動へ参加する気が沸き起こります。
活動募集中のバッハコレギウムジャパンのリハーサルに参加したかったのですが、活動時間が合わず、残念ながら観客として参加します。当日行った際には活動しているCASの皆さんのご様子も、拝見出来たらと思います。これからCASのメンバーの方々と交流、活動を楽しみにしております。(投稿者:ちょうふアートサポ Y)
◆4月14日(日) 説明会・接遇研修会
ちょうふアートサポーターズ2024始動します!
ちょうふアートサポーターズは文化会館たづくり、グリーンホール、せんがわ劇場の3館で活躍する文化ボランティアチームです。今年は104人のサポーターで調布の文化を盛り上げていきます!
新年度を迎え、グリーンホールで行われた「説明会・レセプショニスト研修」に参加しました。受講者は、新しくCASに登録されたメンバーを中心に20人ほど参加されました。講師は、CAS事務局の財団職員の方3人が務めました。
前半は大ホールで、レセプショニストとしての心構えをしっかりと教わってから実践練習へ。立居振舞、発声、笑顔の作り方から床に落ちた物の正しい拾い方!まで学びます。職員の方が模範演技を見せて下さり、続いて参加者同士が向かい合い、レセプショニスト役とお客様役を交互に実践しました。たった今習った「笑顔」と「発声」で「いらっしゃいませ」とお辞儀。普段の生活ではここまで意識して行うことはないので、これがなかなか大変でした。
後半は、エントランス、外階段や2階席のてっぺんまで、実際にCASで業務を行う場所に移動しながら、受付、誘導やアンケート回収など実務の説明を受けました。
今回の研修内容は、レセプショニストとしてお客様をお迎えする際に心得ておかねばならないものばかりで、今後、コンサートや映画上映会などで実際の現場に立つ時に役立てて行きたいと思いました。講師を務めて頂いたCAS事務局の3人の職員の皆様、ありがとうございました。(投稿者:ちょうふアートサポ A)