令和7年度のちょうふアートサポーターズによる活動レポートです。
ちょうふアートサポーターズ(略してCAS)について詳細はこちらをご覧ください。
ちょうふアートサポーターズ2025活動レポート
CAS2025活動記録
◆6月22日(日) 調布国際音楽祭2025「オープニング・コンサート」
調布国際音楽祭2025開幕!終演後、お客様の一言に思わず涙。
オープニングコンサートでチケットもぎりをしました。
約1200人のご来場、外は季節外れの真夏日なので、滞留しないようにスムーズに、心地よくお迎えすることを意識しました。
去年から活動に参加したので、なんとなくの流れは把握できていたものの、財団の方々、CIMFの頼れる先輩方の采配により、大きな混乱もなく皆様の入場を終えた時には本当にほっとしました。
終演後は人生初の募金のお願いで緊張しましたが、「ありがとう」「素晴らしかった」と一言添えて募金くださる方々に心から頭が下がりました。
また、「初めて来たけれど、東京文化会館やサントリーホールで聴くどんな演奏会よりも、感動したの!これは市民の皆さんで作られている特別な音楽祭だからなのね。もうこの感動を誰かと分かち合いたい思いでいっぱいよ!」と声をかけてくださった方がおられました。涙が出そうになりました。
素晴らしい演奏と、運営者と、ホールの空気感が一体になってお客様に届いた証だと思いました。始まったばかりなのに、すでに次回の音楽祭が楽しみです。(投稿者:ちょうふアートサポ K)

少年からの思いがけない一言で心が満たされる・・・。
活動が2年目の今年、自分にとって最大の催しでボランティアをさせていただきました。
コンサートの全てを把握することは出来ませんでしたが、会場にたくさんの観客、その中には子供さんの姿も多く見受けられました。こんなに多くのぎっしり並んでいる座席姿は今回初めてと思われます。熱気も凄かったです。ピアノ、オーケストラ、その中にはサックス、トランペットと活躍されておられる音楽家のソロ演奏他、鈴木優人さんのお話と指揮、少しでも拝見出来ました。演奏された音楽は心地良いリズムで乗ってしまう感じにもなりました。始まる前のプログラム配布をし、終わってからのアンケート回収時には、凄い楽しかったよ、の男の子の思わぬ喜びに嬉しくなりました。皆さま、お客さまの方々、ありがとうございました。(投稿者:ちょうふアートサポ Y)

◆6月15日(日) 研修「文章の書き方講座」
みんなの前で夢を語り、文章を書く意欲がわく講座。 これから30周年記念事業レポーターとして頑張ります!
2回の講座と課題提出の時間を含め、計6時間以上かけて「私が将来やりたいこと」と真剣に向き合いました。幅広い年代のCASメンバー21名が1つの会議室に集まり、プロの山田ズーニー先生によるレクチャーを受けながら、それぞれが自分自身と対話し、夢を描き、先生や職員の皆さん、そして20名の前でその夢を発表した時間は、人生の中でも稀有な体験だったと思います。
「文章の書き方講座」という名目でしたが、それ以上に、自分が本当にやりたいことは何か、を明確にする貴重な機会をいただき、参加できて本当に良かったと感じています。今、まさに新しい仕事に向かって走り出している私にとって、CASの各々が抱いている夢に触れられたことは大きな刺激となり、忘れられない時間になりました。
また、本講座への参加をきっかけに、財団30周年記念事業のレポーターを担当させていただくことになり、大変光栄です。将来、コンテンツ制作とその発信を通じて、日本と海外の架け橋になりたいという夢があるので、今回の経験がその一歩に繋がれば嬉しいです。
最後に、ズーニー先生が講義で仰っていた「人間の心を揺さぶれるのは、人間の書いた文章です」という言葉を心に留め、これからも相手の感情に届く表現力を磨いていきたいと思います。(投稿者:ちょうふアートサポ O)

◆6月8日(日)沼田侑香さん「現実とエラー」展 アーティストトーク
アイロンビーズでつくった作品で飾られた世界を写真で切り取る!
6月8日(日)「現実とエラー」展のアーティストトーク会が、調布市文化会館で開催されました。午前と午後の2部制で行われ、1階の展示室には来場者が溢れんばかりに集まり、大盛況。私の参加した午後の部では、CASからは4名が参加し、3名がご案内係、私はウェブ広報用の写真撮影を担当しました。
トーク会では、作家の沼田侑香さんが作品の1つひとつに込めた想いをはじめ、展示空間の細部へのこだわりまで語って下さりました。例えば、親子で楽しめる可愛らしい昔ながらのアイロンビーズで作品を表現していますが、そこにはデジタル化した現代社会に潜む"不思議さ"や"もろさ"というメッセージ性を含んでいること、また、作品の世界観に合わせて、床のタイルを紅白色に張り替えたり、照明の色を青に調整していたりと、細やかな演出を施したといった内容でした。作家ご本人による解説と質疑応答を交えながら、1時間かけてじっくりと作品の背景を紐解いてゆけたのは、本企画ならではだったと思います。
終始、気さくな笑顔で魅力を語り尽くして下さった沼田さん。作品のポップでワクワクした世界観は、彼女のお人柄がまさに反映されているように思いました。新しい、けれども、どこか懐かしい。このユニークな世界観に、来場者やスタッフが自然と引き込まれていく姿を、私はカメラのシャッターを切りながら、感じ取りました。
(投稿者:ちょうふアートサポ O)

