ちょうふアートサポーターズ (CAS)で活動している方々にCASについて色々聞いてみました!
ちょうふアートサポーターズ(CAS) 先輩インタビュー
水野さん(30代・会社員)
多くの人との出会いと、素敵なアートに触れて、自分自身の表現の幅が拡がりました
Q1.CASに登録したきっかけを教えてください
私は約3年前に調布市に引っ越してきたのですが、誰かの役に立ちたいなとずっと思っていて、ボランティアには昔から興味がありました。ただ『自分にはどんなボランティアができるのか、そもそも軽い気持ちでやっていいものか』という葛藤もあり、ずっと一歩踏み出せずにいました。そんな時、自宅に届いた財団報ぱれっとを見て、たまたまCASの存在を知りました。
また現在、シンガーソングライターとして音楽活動もしており、絵画や映画などのアートも大好きなので、自分が大好きなことで大好きな調布市の為に活動できるなんて最高だなと思い、登録しようと即決しました。
Q2.印象に残ってる活動を教えてください
「調布市国際音楽祭」では、多くのお客様が来場していることに驚きました。私自身も音楽活動をしている中で、コロナ禍以降でこんなに多くの方が来場し、お客様のワクワクした高揚感などを一緒に肌で感じ、とてもいい雰囲気だなと感じました。
また、「おらほせんがわ夏祭り」や「調布よさこい」などの夏祭りでは、お客様との距離が近く、活動というより一緒に参加者として楽しみました。「おらほせんがわ夏祭り」では、『ごんぎつね』の演目のワークショップのサポートを行いました。お題を出して、子どもたちがそのワードについて連想したことを体で表現する、子どもが表現したものを一緒に表現したり盛り上げたりしました。『調布よさこい』では、初めて出店のお手伝いなどを行いました。
Q3 活動を通して新しい発見や楽しさはありますか?
1つのイベントを成功させる為に、出演者だけでなくお客様をお迎えするフロントスタッフや音響・照明などの舞台スタッフなど、多くの方が協力して創り上げているということを実感しました。
また、CASのメンバーは勿論ですが、活動によっては、来場されるお客様とも交流できる機会があり、とても楽しいです。
そして、音楽や美術をはじめ伝統芸能など多岐に渡る素敵なアートに触れることができ、何度も感銘を受けました。特に、クラシックコンサートに魅力を感じました。私は今までクラシックコンサートを鑑賞する機会はほとんどなかったのですが、活動を通してたくさん触れる機会を頂き、ソリストの生の声を間近で拝聴し、声の出し方や体の使い方などを勉強させていただきました。 また芸術に正解不正解はなく、自由に思いのまま表現してよいのだということを改めて学び、自分自身の表現に活かしていきたいなと思いました。
Q4 これからCASメンバー登録を検討している方へメッセージやアドバイスをお願いします。
アートが好きな方、ボランティアに興味がある方、調布市が好きな方にはぜひぜひ登録していただきたいです!
みんなで1つのことに向かって取り組むことの素晴らしさや、何かの役にたてる喜び、いろいろな人と交流できる楽しみ、などを実感していただけると思います。
そして、たくさんの素敵なアートに触れることができ、感銘を受けることも多いと思います。自分のペースで、都合のよい日にちに参加していただけます。
たくさんの方と一緒に活動できることを楽しみにしております!!
橋本さん(50代・会社員)
活動に参加することで、充実した日々を過ごせました
Q1 CASに登録したきっかけを教えてください
1年前に調布市へ引っ越しした際に、新たなコミュニティ作りとしてボランティア活動はどうかなと考えていたところ、財団報「ぱれっと」の募集記事を見て、まずはやってみようと言う気持ちで応募しました。
Q2 印象に残ってる活動を教えてください
「映画関連」の活動が印象に残っています。調布に撮影スタジオがあることは知っていましたが、「映画をつくるまち」としてこんなに盛んだということはCAS活動を通して知りました。2月に映画の作り手にフォーカスを当てた「シネマフェスティバル」の開催があり、春先から夏頃までは、その上映作品を決める市民投票イベントの案内をしました。映画の街に因んだイベントに参加することにより、映画に対してより親近感や見方が変わったような気づきがありました。
また、廃材を用いて自由にアート作品を作る「フィルム缶にアート!」のカード制作のサポートも印象的でした。初めはどんなことをするのか、わかりませんでしたが、自由な発想で映画の上映用のフィルム缶の中で色々な廃材を使ってアート作品を作る楽しさを体験し、廃材カードの写真撮影を行いました。
Q3 活動を通して新しい発見や楽しさはありますか?
年度始めのキックオフミーティングでのグループディスカッションでは、スクリーンに投影された絵について自分なりの解釈をグループ内に伝えたことは、普段使わない脳の刺激になりました。また、普段関わらない年代の方々の意見を聞くことも新鮮でした。
初めて登録する人は接遇研修があります。ボランティアと言えどお客様をお出迎えする心構えや実際にお声がけする場面や応対する場面で言葉の使い方や発声などを学びました。活動時も研修で得た内容を振り返り、しっかり伝えられているか自問するきっかけにもなりました。
活動を通して、CASの皆さんはフレンドリーで情報通な方も多く勉強になることも多かったですし、出演者さんやそれに関わる財団の方々の前向きな姿勢や情熱も近くで拝見することができ、私自身も調布の文化に携われていることを誇りに感じました。
Q4 これからCASメンバー登録を検討している方へメッセージやアドバイスをお願いします。
私は、現在も会社員として日々生活しているだけで、音楽や美術など芸術系に関して趣味も縁もありません。ただ、日常とは違うコミュニティに身を置くことで新しい気づきや発見があるかもしれないと言う思いだけで音楽系や美術系に限らず、可能な限り参加させてもらっており、仕事が休みの日は活動に時間を使うことで充実した一年を過ごせたと思っております。
CASの活動は、お客様をお出迎えする大切な役割を担っていますが、研修機会や財団の方々のサポートもあり、時には背中を押してくださるので、無事に努めることができます。
CASの方々の年齢層も幅広いですが、同年代も大勢いらっしゃるので心強いと思います、是非、気軽に一員となって調布の文化活動を盛り上げていきませんか。