30周年特集記事(財団報ぱれっと号外)
文化会館たづくりは、1995年10月に開館し、2025年に30周年を迎えました。
財団報ぱれっとでは、毎号、文化会館たづくりにまつわる情報を掲載しています。
こちらではぱれっとではお伝えできなかった詳細をご覧いただけます。
ぱれっと5月号 ~数字でみる文化会館たづくり Part1~
文化会館たづくりのエネルギーについて知ろう!
●「「たづくり」の特徴
・平成7年(1995年)竣工で、地上13階~地下2階の調布市内最大の複合公共施設です。
・ホール・会議室など貸施設、中央図書館、保健センターなど様々な機能があります。
●「たづくり」を運営するのに必要なエネルギーについて
・たづくりが使用するエネルギー(電気・ガスなど)のうち約9割が電気です。
・たづくりの水光熱費は年間約1億円です。
・令和3年度から5年度にかけて省エネルギー設備及び非常用発電設備の更新を行いました。
●主な設備更新
①照明のLED化
②非常用発電機の更新
③非常用燃料タンクの設置
④空調用熱源設備の更新
・設備更新により更新前と比較して大きくエネルギー使用量が減少しました。
・災害時に避難所になることから災害に強い施設を目指して運営していきます。
ぱれっと6月号 ~数字でみる文化会館たづくり Part2~
利用者数・施設紹介編

1 たづくりは年間約140 万人、ひと月あたり約12 万人の方が来館している施設です。
★過去3 年間のデータを見ると、年により多少変わりますが、11 月や年度末の3 月に来館される方が多いです。
2 昨年度利用率90%以上の施設
くすのきホール、むらさきホール、リハーサル室、音楽練習室
★様々な催し物が開催できるホールや音楽練習室の人気が際立ちます。
3 昨年度利用率50%以下の施設
スタジオ、茶室、調理実習室、暗室など
★比較的用途が限定されている施設が多いようです。
4 貸出施設以外の紹介
東館 展示室(1階) 主に財団主催の企画展示を行っています
喫茶室(1階)、調布FM(3 階)
中央図書館(4 ~ 6 階)、文化協会(6 階)
観光協会(11階)、展望ロビー(12 階)
西館 保健センターなど
5 常設設備がある施設
○ スクリーンを常設している施設
1001・1002 学習室(10階)、研修室(9階)、第1創作室(11階)
○ ピアノ(有料)が置いてある施設
くすのきホール、むらさきホール、大会議場(12 階)、リハーサル室、音楽練習室(地下2 階)、研修室(9階)
ぱれっと7月号 たづくりを楽しむ館内モデルルート♪

ぱれっと8月号 たづくりのめずらしい施設の紹介
- 暗室
写真を現像するための部屋です。モノクロフィルムの現像と紙焼きが可能。デジタルカメラの普及で、暗室がある公共施設も少なくなってきていますが、たづくり暗室はまだまだ現役です。近年はワークショップ等でも使用しています。 - 調理実習室・談話室
調布という地域柄でしょうか、土日などの休日や夜間に「そば」を打つ団体の利用が多いです。 - スタジオ
撮影や収録ができる部屋です。撮影等を行わない会議や学習会でも利用することができます。 - 茶室「なごみ庵」
茶道の利用ができます(石庭と立礼席含む)。隣接する2つの和室(百日紅・花水木)と共に使用してのお茶会も可能です。 - 第1・2創作室
美術系の創作に適した部屋です。第1創作室は油彩・水彩・デッサン等の絵画系に、第2創作室は工芸・陶芸・版画等の工芸系の活動に適した室内設備を備えています。
ぱれっと9月号 くすのきホール舞台設備について

ぱれっと10月号 前編「たづくり」で働く皆さんのインタビュー
文化会館たづくりでは様々な専門スタッフが働いて会館の運営を行っています。今回は各スタッフがどのように働いているかをインタビュー形式でお話を聞いてみました!
前編として主にホールでの催し物の運営に携わる「舞台スタッフ」と会館の「警備スタッフ」に登場いただきます。
舞台スタッフ | 警備スタッフ |
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1.仕事の内容についてご紹介ください。 | |
主にくすのき・むらさきホールや大会議場の舞台・音響・照明の機材を操作して皆様の催し物のお手伝いをしています。また、舞台上や運営上の安全管理も大事な仕事の一つになります。 | 警備は、その名のとおり警備業務を行っています。分類するとエントランスに立って警備を行う立哨警備、多くの人が出入りする催し物の際に人の誘導・安全管理を行う雑踏警備、夜間受付・西館1階受付でのスタッフへの鍵の貸出・安全管理の業務を行う座哨警備、館内の巡回警備の各業務を分担して行っています。 |
2.仕事を行う上で大変なことはなんですか。 | |
お客様がホールを借りている限られた時間、決められた予算の中で「いかにお客様のご要望に応えられるか」を念頭に置き、緊張感をもって業務にあたるようにしています。施設によっては舞台・音響・照明・映像すべてを一人で対応することもあるので知識や経験が求められます。 | 公共施設ですので、オフィスビルなどの警備とは性格が異なります。不特定多数のお客様が来られることで色々なことが発生するので対応も様々になります。 |
3.仕事でやりがいを感じることはなんですか。 | |
無事に利用が終わり、ご利用者様よりお褒めの言葉や感謝の言葉を頂戴した際や、笑顔で帰られる姿を見たときです。また、お客様のご要望に応えることができ、安全かつスムーズに催事が終えられたときにもやりがいを感じます。 | お客様への様々な対応で、笑顔で「ありがとう」とお言葉をいただいた時です。 |
4.業務をするうえで大切にしていることを教えてください。 | |
専門的な機材や設備があるので、お客様にお話しする際はなるべく専門用語は使用せず、わかりやすい言葉で話し、丁寧に対応するよう心掛けています。また、お客様のご要望を伺いつつ、催事が滞りなく進むよう、過去の事例や経験を基にご提案をさせていただいています。 | 来館されるお客様について、警戒心だけではなく、親切心を持つという事が重要だと考えております。お客様に不必要な威圧感を感じさせず、お客様の立場、同じ目線に立って考え、気持ち良くお越し頂き、気持ち良くお帰りいただこうという姿勢が大切だと思っております。 |
5.「たづくり」ならではの経験ができたと思うことがあれば教えてください。 | |
「たづくり」が調布市民や地域によりそった施設なので、定期的にご利用いただいているお客様が多く、我々スタッフのことを覚えてくださっている方がいることはとても嬉しいことです。また、映画のまち調布にある「たづくり」だからこそ、映写機やDCPなど映画に関わる機材に触れる機会があることは「たづくり」ならではの経験になっていると思います。 | 文化・芸術イベント、調布市のイベントで、様々な年齢層のお客様にお越しいただいております。お客様が楽しまれている様子を拝見すると、こちらも嬉しい気持ちになります。 |