調布シネサロン特別上映　活動弁士＆生演奏　サイレント映画ライブ『幸運の星』

内容

『幸運の星』　（1929年／99分／ブルーレイ／モノクロ）
【監督】 フランク・ボーゼージ
【出演】 チャールズ・ファレル、ジャネット・ゲイナー　ほか
【ストーリー】
貧しい家庭のもと育った少女メアリーと、戦争で負傷した青年ティム。戦争を経て再会した二人の間にはやがて愛が芽生え始めるが…。
『第七天国』で知られるフランク・ボーゼージ監督による、男女のむせかえるような情感をつややかな映像美で描いた、アメリカ映画の知られざる傑作。

同時上映
『チャップリンの恋のしごき』（1914年／8分／ブルーレイ／モノクロ）
【製作・監督・監修】マック・セネット
【監督】ジョージ・ニコルス
【出演】チャールズ・チャップリン、ミンタ・ダーフィ　ほか
【ストーリー】
恋人の家を訪れたヘルパス卿は、ひょんなことから恋人の誤解を招いてしまい…。
貴重なチャップリンの初期出演作を弁士の語り付きで上映。ダイナミックなアクションにもご注目あれ！

出演者情報

• 

  【活動弁士】澤登 翠／台本、語り

  法政大学文学部哲学科卒業。故松田春翠門下。
  日本独特の話芸「活弁」の第一人者として、国内を始め仏、伊、米他海外にも招聘され公演している。洋画、現代劇、時代劇とレパートリーも豊富。活弁の継承者としての活動が評価され、これまでに文化庁芸術祭優秀賞、文化庁映画賞他を受賞。無声映画鑑賞会での公演を基盤に国立映画アーカイブや各地の映画祭での公演、大学他での講座、ＴＶ番組のナレーション、朗読とその活動は多岐に亘る。2015年、「文藝春秋」に掲載の「日本を代表する女性１２０人」に選出、2017年3月には松尾芸能賞特別賞を受賞。
  本年、弁士デビュー50周年を迎える。

• 

  【演奏】楽団　カラード・モノトーン

  楽長／作・編曲、ギター、指揮：湯浅ジョウイチ
  フルート：鈴木真紀子
  チェロ：石川理史
  ピアノ：坂本 彩
  パーカッション：金丸 寛
  １９９４年に結成された無声映画の伴奏音楽（生演奏）を担当する西洋楽器と和楽器とを混成した専属合奏団。日本独特の活動写真の音楽を地道に研究し、無声映画全盛期における伴奏音楽の再現に取り組む一方で、映画音楽における新機軸を打ち出し、好評を博している。現在、澤登翠、坂本頼光らの活動弁士と共に各地で行っている公演活動は年間数十回（ミニユニットによる演奏を含む）に及ぶ。 高度な演奏技術と共に、日本におけるサイレント時代の映画音楽を再現出来る数少ない演奏家集団としても高い評価を受けている。
  湯浅ジョウイチは調布市在住。他の４人は桐朋学園大学卒。