【受付終了】ちょうふ市民カレッジ ブラームスの響きと後期ドイツ・ロマン派
【受付終了】ちょうふ市民カレッジ ブラームスの響きと後期ドイツ・ロマン派 概要
- 開催日
〜
- 開催時間
- 土曜日(6回)10:00~11:50
- 会場
調布市文化会館たづくり 映像シアター
- 料金
- ちょうふアートプラス会員 5,600円
一般 6,200円 - 定員
- 100人
ブラームスの活躍した19世紀後半から世紀末にかけてのドイツ・オーストリアは、近代化が進むとともに、世紀末の陰がしだいに色濃くなっていった。この時代を生きたのがブラームスである。彼の創作をもっとも象徴する言葉が「メランコリー」である。ハンブルクに生まれたブラームスはシューマンに認められ音楽界をリードした。この講座では、ブラームスの名作を紹介すると共に、創作の背景や彼を取り巻く世の中の状況などと併せて、ブラームスの独特のメランコリーがどのようにして生み出されていったのかを取り上げていきます。
内容
11/12 シューマン家訪問―初期のブラームス
11/19 新しい旅立ち―「ピアノ協奏曲第1番」と「弦楽6重奏曲」
12/17 「ドイツ・レクイエム」とドイツ音楽の伝統
12/24 「交響曲第1番」の完成―交響曲と協奏曲の作曲家
1/14 美しい自然と室内楽の名作
1/21 晩年のブラームスーノスタルジーとメランコリー
講師
西原 稔(桐朋学園大学名誉教授)
【講師からの一言】
この講座ではブラームスの名作を紹介と共に、創作の背景や彼を取り巻く世の中の状況などを併せて取り上げ、ブラームスの独特のメランコリーがどのようにして生み出されていったのかを取り上げていきたい。
【講師プロフィール】
1952年生まれ。東京藝術大学大学院博士課程満期退学。音楽を社会背景から解明する研究に取り組んでいる。著書に『音楽家の社会史』、『ピアノの誕生』、『「楽聖」ベートーヴェンの誕生』、『クラシックでわかる世界史』、『シューマン全ピアノ作品の研究 上・下』、『世界史でたどる名作オペラ』ほか多数。