中川平一風景画展ー調布を描いて55年ー
中川平一風景画展ー調布を描いて55年ー 概要
- 開催日
〜
- 開催時間
- 10:00~18:00
※会期中休館日
3月22日(月)・ 23日(火)
4月26日(月)・ 27日(火) - 会場
調布市文化会館たづくり
- 料金
- 無料
調布市在住の画家・中川平一さんは、調布市内の小学校で教師として勤めながら、退職後も市内各地を淡彩画で描き続けています。
本展は、<開発で変化した場所><市民の憩いの場所><調布の歴史・文化>などのコーナーに分けて、124点の作品を紹介します。
内容
調布市在住の画家・中川平一さんは、1964年から2014年まで調布市内の小学校で教師として勤めながら、退職後も市内各地を淡彩画で描き続けています。
頻繁に見かけるその描く姿は、街の名物としてテレビ番組でたびたび紹介されるほどです。
中川さんの作品は、「多摩川」「花火大会」「深大寺」といった調布を代表する名所・名物から、「タコ公園」「多摩川住宅」など市民生活に深く根差しています。
近年、調布市内では駅と線路の地下化工事からはじまり、商業施設、スポーツ施設が加わるなど、その街並みは激しく変化します。
時代が移りゆく中、中川さんの作品には残したくても失われていく風景が刻まれています。
本展は、<開発で変化した場所><市民の憩いの場所><調布の歴史・文化>などのコーナーに分けて、124点の作品を紹介します。
描かれた風景と現在の風景を対比し、今までの思い出を振り返りながらご鑑賞いただければ幸いです。
公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団
作家プロフィール
中川平一(なかがわへいいち) 画家
1939年 東京 新宿に生まれる
1945年 調布に転居(調布第一小、調布中、神代高校を経て)
1963年 東京学芸大学美術科卒業
1964年~調布市立染地小、第三小、上ノ原小、深大寺小、杉森小勤務
1965年 第1回個展「椿近代画廊」、以降計25回
1984年~タウン誌「ちょうふとーく」に『調布・狛江百景』を連載
2004年 調布市文化会館たづくり1階展示室にて「中川平一風景画展 調布を描いて40年」開催
「中川平一風景画集」出版
2009年 調布市文化会館たづくり1階展示室にて「中川平一風景画展 調布を描いて45年」開催
「中川平一風景画集2」出版
2014年 調布市文化会館たづくり1階展示室にて「中川平一風景画展 調布を描いて50年」開催
「中川平一風景画集3」出版
2014年 調布市文化功労賞受賞開催によせて
緊急事態宣言で延期された私の個展を、一年後のいま開催いたします。
東京オリンピックの開催を控え、東京スタジアムや前回のマラソンの折り返し点がある調布市には多くの注目が集まるでしょう。
この機会に深大寺、実篤記念館等の歴史文化遺産や多摩川の自然、また旧大映、日活等映画の町としての伝統を、継承しつつ変貌する調布市の見所を、風景画作品を通じてご鑑賞下さい。
今展には初期油彩画を初公開、そして画集「愛蔵版」を発行し、末永く語り継ぐ機縁にして頂ければと思います。
【後援】
調布市教育委員会
J:COM
調布FM 83.8Mhz
【協力】
画材 奈良堂