桐朋学園オーケストラ グリーンホール定期vol.20

内容

【プログラム】
ワーグナー：歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 第1幕への前奏曲
R.シュトラウス：4つの最後の歌
チャイコフスキー：3大バレエ より 抜粋
　バレエ「白鳥の湖」組曲 op.20a より
　　情景 Scene
　　ワルツ Waltz
　　白鳥たちの踊り Dance Of The Swans
　　ハンガリーの踊り Hungarian Dance (Czardas)

　バレエ「眠れる森の美女」組曲 op.66a より
　　リラの精 Introduction - The Lilac Fairy
　　パ・ド・カラクテール Characteristic Dance
　　ワルツ Waltz

　バレエ「くるみ割り人形」組曲op.71a より
　　小序曲 Miniature Overture: Allegro giusto
　　行進曲 March
　　こんぺいとうの精の踊りDance of the Sugar-plum Fairy
　　トレパーク Russian Dance, "Trepak"
　　あし笛の踊り Dance of the Reeds
　　花のワルツ Waltz of the Flowers

【出演】
指揮：村上寿昭
ソプラノ：天羽明惠
管弦楽：桐朋学園オーケストラ

Profile

• 

  村上 寿昭 （指揮）

  東京生まれ。ピアノを塩野圭子氏に師事。15歳より指揮を高階正光氏に師事。桐朋学園大学にて指揮を小澤征爾、黒岩英臣、秋山和慶の各氏に師事。大学在学中から、新日本フィルハーモニー交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラにて、その後も水戸室内管弦楽団、ウィーン国立歌劇場で小澤征爾氏のアシスタントを務める。1996, 97, 2000, 04年サントリーホール・オペラにてグスタフ・クーン、ダニエル・オーレン、ニコラ・ルイゾッティ、各氏のアシスタントを務める。97年渡独。ベルリン国立芸術大学でマティアス・フスマン教授に師事。また00年からは文化庁海外研修者として、またローム ミュージック ファンデーションの助成を受けウィーンへ留学。ウィーン国立音楽大学でレオポルト・ハーガー教授、湯浅勇治氏に師事。00年タングルウッド音楽祭にフェローとして参加し、小澤征爾、ロバート・スパーノ、アンドレ・プレヴィンの各氏に師事。また翌年にはアシスタントとして招待を受ける。04年から06年までオーストリア・リンツ州立歌劇場に在籍、06年からドイツ・ハノーファー州立歌劇場に転じ、08年から12年まではカペルマイスターとして数多くのオペラ、バレエを指揮。また、ベルリン交響楽団、リトアニア国立管弦楽団をはじめ数多くのオーケストラから招かれる。15年、活動の中心を日本に移す事を決意する。16年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅩⅣにて「こうもり」を指揮（小澤征爾氏と振り分け）。近年は、教育活動にも力を入れ、音楽大学オーケストラなどの指導も活発に行っている。また室内楽、歌曲の伴奏など、ピアニストとしても活動している。現在、東京芸術大学講師、桐朋学園大学音楽学部講師。

• 

  天羽明惠（ソプラノ）

  東京藝術大学卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員としてシュトゥットガルト音楽大学に留学。
  1995年第6回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。副賞としてベルリンに2年間研修。同年7月、ラインスベルク音楽祭<ナクソス島のアリアドネ>のツェルビネッタをC.・ティーレマンの指揮で欧州デビュー、続いて8月ソニア・ノルウェー女王記念第3回国際音楽コンクールに優勝。その後、ドイツを拠点として、ジュネーヴ大劇場、ザクセン州立歌劇場（ゼンパー・オーパー）、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等ヨーロッパ各地の歌劇場や音楽祭に出演。1999年度アリオン賞、2003年第14回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞をそれぞれ受賞。サントリーホール オペラアカデミーのファカルティ。日本ロッシーニ協会運営委員。

• 

  桐朋学園オーケストラ（管弦楽）

  創設当初から始められ、以来桐朋の音楽教育の中心として、高度な合奏教育を行っている。「別府アルゲリッチ音楽祭」で共演したマルタ・アルゲリッチ、チョン・ミョンフン氏から絶賛され、第20回記念演奏会で、再び共演。2018年3月には調布市グリーンホール開館40 周年記念事業「わが町調布に響け！歓喜の第九」にも参加し、高い評価を得た。