昆虫のはなし　Let’s talk about insects

調布市文化会館たづくり30周年の記念事業として、写真、絵本、立体の領域で独自の世界観を表現している海野和男、舘野鴻、ヨシカワゴエモンの3人による展覧会を開催します。自然科学写真の第一人者である海野による虫の細部まで拡大されたマクロ写真や、細密な描写で知られる舘野による絵本原画、そしてヨシカワによる空間を縦横無尽に動き回るスポンジでできた立体的な虫たち・・・。それぞれの視点から細部まで観察された表現は、私たちに虫たちの新たなリアルを伝えてくれます。多様な表現から、昆虫のリアル＝実態を知り、それらを取り巻く自然界とその未来について言葉を交わす機会となれば幸いです。

さわれるコーナー

スポンジでできた昆虫の一部に、さわれる作品をご用意します。　　

公開制作：ヨシカワゴエモン

展示室内で公開制作を行います。スポンジから生き物たちが生まれる制作の様子をご覧ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

8月22日(金)・23日(土)　10:00～18:00

関連展示

生き物たちが展示室を飛び出した！？たづくり館内のいろんな場所に生き物たちがいるよ！探してみよう！

※6/25(水)～7/5(土)、7/30(水)～8/7(木)、9/10(水)はエントランスステージの作品をご覧いただけませんので、ご了承ください。

海野和男 Kazuo Unno

舘野鴻 Hiroshi Tateno

1968 年生まれ。師は画家の故・熊田千佳慕。生物図鑑のリアルイラストが仕事だったこともあり、対象の虫を徹底的に観察・調査して毛の一本まで描く細密な描写が得意。 代表的な絵本『しでむし』『がろあむし』（偕成社）、『みかづきのよるに』『うんこ虫を追え』（福音館書店）など。

ヨシカワゴエモン Goemon Yoshikawa

1957年生まれ。スポンジ作品。「ソラヲトブ・・・フシギ・・・」をテーマに、昆虫だけではなく、人などをスポンジや金属を使ってオブジェを制作。またゼンマイや電気で「動き・音・光」を盛り込んだオブジェによる幻想的な空間作りも手がける。

後援

調布市教育委員会、J:COM、調布ＦＭ83.8MHz

企画協力

株式会社ブルージエイ

助成

令和７年度文化庁 文化芸術創造拠点形成事業

チラシ・プレスリリース

文化会館たづくり１階展示室・9階リトルギャラリー情報