<講座日程>
第1回 2025年10月26日(日)10:00~12:00 モンゴルの概要ー歴史・地理・民族構成・宗教・言語他ー
第2回 2025年11月8日(土)14:00~16:00 遊牧民の暮らしと伝統文化ーゲル・食文化・ナーダム祭・服装・祝祭日他ー
第3回 2026年1月24日(土)14:00~16:00 現代モンゴルと日本との関わり、モンゴル語の音と言葉、ホーミー・馬頭琴の紹介と演奏動画
第4回 2026年3月14日(土)14:00~16:00 首都ウランバートル、観光地
モンゴル講座「自然と共に生きる民族~モンゴル文化と遊牧世界~」ー第1回モンゴルの概要ー
モンゴル講座「自然と共に生きる民族~モンゴル文化と遊牧世界~」ー第1回モンゴルの概要ー 概要
- 開催日
- 開催時間
- 10:00~12:00
- 会場
調布市文化会館たづくり
- 料金
- 1,000円(資料代)※学生無料
- 定員
- 100人
モンゴルの文化について学ぶ講座の第1回目です。
内容
東アジアと中央アジアの間に広がる、風が駆け抜ける草原の国モンゴル。国境を接するのは中国とロシアの2か国のみで、
国境全体の長さはおよそ8,129kmです。両隣の大国との狭間で、地理的・歴史的な関係が現在の国際関係にも大きく影響しています。
縦書きのモンゴル文字ではなくキリル文字を使用していることでも立ち位置の難しさを窺えます。大草原の風の音が宿る音楽、ゲルで移動生活の遊牧の知恵が詰まった料理など、世界最大の帝国を築いたチンギス・ハーンの血を引くこの国には、戦いだけではない「生きる知恵」と「自然との共生」が受け継がれています。人々は今もなお馬とともに暮らし、四季を感じながら移動する正に「現代の遊牧民」です。また、世界遺産の「ナーダム祭」と呼ばれる年に一度の大祭があり、国中が相撲・競馬・弓の三大競技に熱狂します。ただのスポーツではない、民族の誇りと歴史を体現する文化です。モンゴル出身の相撲力士の大活躍、幼児の蒙古斑から民族的にも近いかと親しみを持ちます。日本とモンゴルは1972年に外交関係を樹立、13世紀の蒙古・高麗軍の襲来、1939年モンゴルと旧満州国国境でのノモンハン戦争(ハルハ川戦争)の史実もあります。
講師のハギさんの目を通し、日本語で4回に分けてモンゴルの魅力を掘り下げていきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
講師
ナムダグ ハグバジャブ(Namdag Lkhagvajav)
モンゴル国ウヴルハンガイ出身
2011年6月 モンゴル国立大学日本語学科卒業
2013年6月 モンゴル国立大学大学院博士前期課程修了
2018年3月 東京外国語大学大学院総合国際学研究生修了
2020年3月 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士前期課程修了
2020年4月~ 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程在学中/モンゴル語研究(主に副動詞)
趣味:幼い頃に田舎で遊牧生活をしていた経験があり、遊牧的な生活を楽しむこと
ニックネーム:ハギ
◎講師からのメッセージ
「皆さん、こんにちは!今回の4回の講座では、私のふるさとモンゴルについて、歴史や文化、音楽や暮らしまで、いろんな角度からお話しします。ゲルでの生活や遊牧民の知恵、お祭りや食べ物、ホーミーや馬頭琴の音色など、日本ではなかなか出会えないモンゴルの魅力をたっぷりお届けします。一緒に草原の風を感じながら、モンゴルを旅するような時間を楽しみましょう!皆様にお会いできることを楽しみにしております。」
【申込・問合せ先】
早稲田大学校友会調布稲門会(語ろうアースカフェ)
山田 042-488-0741 / kataroearthcafe20@gmail.com