せんがわ劇場演劇コンクール/スピンオフ企画『映像と生で楽しむリーディング』
せんがわ劇場演劇コンクール/スピンオフ企画『映像と生で楽しむリーディング』 概要
- 開催日
〜
- 開催時間
- 開演 19:00
- 会場
調布市せんがわ劇場 ホール
- 料金
- 無料
2020年10月30日(金)に行われたイベントの映像を公開しています!
内容
2020年度、新型コロナウイルス感染症拡大により延期となった、せんがわ劇場演劇コンクールチームがお届けする「スピンオフ企画」の模様をお届けします。
演劇業界全体が大きな打撃を受ける中、リモート演劇や無観客による映像配信といった新しい表現方法が生まれてきました。
今回のイベントでは、「新しい生活様式」に即した“新しい表現の演劇(=オンライン上での映像演劇)”と“生の演劇(=実演による演劇)”を両方鑑賞し、お楽しみいただきました。
上演した作品は、過去の演劇コンクールで“劇作家賞”に輝いた2作品です。
「演劇の現在(いま)そして未来」を共に考える“一夜限りのスペシャルイベント”をぜひご覧ください。
プログラム
オンラインツールによるリーディング公演
『チラ美のスカート』
作・演出:山本正典(コトリ会議)
出演:コトリ会議、原竹志(兵庫県立ピッコロ劇団)、小中太
*第9回せんがわ劇場演劇コンクール劇作家賞受賞作品
実演によるリーディング公演
『ぞうをみにくる』
作:山下由(Pityman)
演出:桒原秀一(せんがわ劇場ディレクターチーム)
出演:西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)、豊田可奈子
*第8回せんがわ劇場演劇コンクール劇作家賞受賞作品
★おまけ映像★ コトリ会議メイキング映像も公開中!
出演者

コトリ会議
2007年に結成し、関西を拠点としながら活動中。2010年space×drama2010にて優秀劇団賞を受賞。第9回せんがわ劇場演劇コンクールファイナリストであり「チラ美のスカート」にて劇作家賞を受賞。その後、第25回・第26回OMS戯曲賞佳作。関西以外でも幅広く活動地域を広げている。

西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)
大阪府出身。1983 年生まれ。2012年劇団チョコレートケーキ入団。13 年「熱狂」で演じたヒトラー役や「治天ノ君」での大正天皇役で大きな反響を集め、読売演劇大賞優秀男優賞など、数々の賞を受賞。16 年「埒もなく汚れなく」で読売演劇大賞男優賞上半期ベスト5 に選出された。近年では映画、ドラマに出演するなど、活動の場を広げている。
劇団チョコレートケーキ公式HP http://www.geki-choco.com/

豊田可奈子(フリー)せんがわ劇場DELメンバー
俳優。日本大学芸術学部演劇学科卒。ルコックシステム、鈴木メソッドなど身体から生まれる演劇を学び、現在は会話劇、身体表現、ダンス、コント、こどものための演劇、組体操演劇など様々な舞台で活動中。

ナビゲーター 徳永京子
(演劇ジャーナリスト・せんがわ劇場演劇外部アドバイザー)
雑誌、ウェブ、公演パンフレットを中心にインタビュー、作品解説、朝日新聞首都圏版に劇評を執筆。ローソンチケット演劇専門サイト『演劇最強論-ing』企画・監修・執筆。東京芸術劇場企画運営委員。パルテノン多摩企画アドバイザー。せんがわ劇場企画運営アドバイザー。読売演劇大賞選考委員。著書に『我らに光を──さいたまゴールド・シアター 蜷川幸雄と高齢者俳優41人の挑戦』、『演劇最強論』(藤原ちからと共著)、『「演劇の街」をつくった男──本多一夫と下北沢』。

総合演出 桒原秀一
脚本家・演出家。11代目市川海老蔵に師事。成田屋での勤務の後、「JAPLIN」を旗揚げ。同団体の主宰を務める。子供ミュージカルを始め、各種イベントでの演出。CMシナリオなど、幅広い分野で活動中。都内の小学校・中学校にて演技指導や、ファシリテーターとしてコミュニケーションWSなどを行う。日本演出者協会広報部部長・せんがわ劇場演劇ディレクター・スターライズ所属。

司会 一宮周平
PANCETTA(パンチェッタ)主催。脚本、演出、俳優。2013 年 5 月 22 日より活動。人間の身体を駆使し、表現の可能性を示唆する類を見ない表現を追求し、 生でこそ価値のあるものづくりを念頭に面白さを追求し続けている。グリーンフェスタ 2017 、第9回せんがわ演劇コンクール グランプリ・オーディエンス賞・俳優賞、若手演出家コンクール 2018 最優秀賞・観客賞、第6回世田谷区芸術アワード“飛翔” 舞台芸術部門など各賞受賞。
スタッフ
舞台監督:廣瀬正仁
照明:関定己
音響:香田泉
舞台監督助手:服部寛隆
制作:櫻井拓見、佐川大輔