「水木しげるが見た光景」―紡がれる想いと言葉―水木しげる生誕100周年記念・調布市平和祈念展
「水木しげるが見た光景」―紡がれる想いと言葉―水木しげる生誕100周年記念・調布市平和祈念展 概要
- 開催日
〜
- 開催時間
- 10:00~18:00
- 会場
調布市文化会館たづくり
- 料金
- 無料
今年生誕100周年を迎える調布市名誉市民 水木しげる氏の展覧会を開催します。
戦記漫画や少年漫画の名作のほか、調布とのつながりや名言の数々をご紹介します。
内容
調布市名誉市民 水木しげる氏は、自身の経験から、戦争の実態を鋭く描いた作品を数多く残しています。本展を通じて、あらゆる世代の方々に、水木氏が見た戦争の記憶に触れていただきたいと思います。
また、水木氏と調布のつながりをご紹介するとともに、その生涯を通じて、作品や著書の中で語られた、人生観の感じとれる“言葉”も取り上げます。
数々の作品や言葉で表現された水木氏の彩る世界から、後世に紡がれていく“想い”や“言葉”を受け取り、平和の大切さを見つめなおすきっかけとしていただければ幸いです。
■水木しげるが描いた戦争
『総員玉砕せよ!』、『戦艦「比叡」の悲劇』、『白い旗』など、戦争の愚かさと、そこに確かに生きていた人々の姿を伝える戦記漫画から、厳選したエピソードをパネルと複製原画で展示します。
■『総員玉砕せよ!』構想ノートを初公開
自身の戦争体験にもとづく戦記漫画の代表作『総員玉砕せよ!』。
新たに発見された直筆の構想ノートをご覧いただける初の機会です。
■鬼太郎も、河童の三平も、調布で生まれた。
水木氏は半世紀以上にわたり、数多くの漫画を調布の街で生み出してきました。
『ゲゲゲの鬼太郎』、『悪魔くん』、『河童の三平』など、代表的な少年漫画作品の展示をお楽しみいただくとともに、水木氏と調布のつながりを写真やイラストパネルで紹介します。
■人生と言葉をたどる
水木氏はその波乱万丈な人生のなかで、数多くの名言を残しています。
人生観を感じとれる名言の数々にふれるエリアや、言葉とともに人生をたどる新作映像が登場します。
作家プロフィール
水木しげる
1922年3月8日生まれ。鳥取県境港市で育つ。
太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居作家となり、その後漫画家に転向。代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「日本妖怪大全」「河童の三平」「悪魔くん」など。
1959年に調布市に移住し、2008年に調布市名誉市民となる。2015年11月30日 没。
・展覧会初日から1週間程度、および会期末の11月下旬は混雑が見込まれます。
10月中旬から11月中旬にかけてのご来場をおすすめいたします。
・混雑状況に応じて、入場規制を行う場合があります。
また、ご来場された時間帯によってはご鑑賞いただけない場合がありますことをご了承ください。
・11/19(土)~のゲゲゲ忌2022期間中の土曜日・日曜日は、15時以降は入場規制を行います。
入場規制中は展示室の外にお並びいただきますが、お並びいただいている人数によっては入場いただけない場合もございます。
できる限り午前中のご来場を強くおすすめいたします。
『総員玉砕せよ!』構想ノート 展示ページ替えについて
展示中の『総員玉砕せよ!』構想ノートについて、作品保護の観点から、会期中に展示ページ替えを予定しています。
今後の各ページの展示期間は下記のとおりです。
現在のページ:~11/18(金)
ページ替え① (10/27(木)までの展示ページの再展示):11/19(土)〜11/21(月)
ページ替え②:11/22(火)〜11/30(水)
※ページの展示期間は予告なく変更になる場合があります
物販
展示室内では関連商品の販売を行っています。
商品の数には限りがございます。
※支払いは現金のみです
ギャラリートーク【受付終了】
水木しげる氏の長女で水木プロダクションの原口尚子氏が、展示の見どころや水木氏のエピソードについてお話します。
日時 (各回40分程度)
- 令和4年11月18日(金曜日) 午後6時30分から
- 令和4年11月19日(土曜日) 午前9時から
- 令和4年11月20日(日曜日) 午前9時から
定員
各回20人
解説
原口 尚子 氏(水木しげる氏長女)
場所
調布市文化会館たづくり1階展示室
費用
入場無料
ゲゲゲ忌2022
水木氏の命日である11月30日の「ゲゲゲ忌」を中心に、スタンプラリーや「ゲゲゲ横丁・ゲゲゲの森」、アニメ特別上映会など水木氏を偲ぶイベントを開催します。
開催期間:11月19日(土)~30日(水)
イベントに関するお問合せ:産業振興課 Tel 042-481-7183
情報は順次、市ホームページにて公開します。 ゲゲゲ忌2022開催決定 | 調布市 (city.chofu.tokyo.jp)
ゲゲゲのサンドアート
調布市ゆかりの国際的に活躍するアーティスト保坂俊彦氏が、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターを中心に水木氏の描く世界をサンドアートで表現します。
開催期間:11月21日(月)~12月20日(火)
場所:布多天神社境内
内容:アーティスト作品制作・展示、ワークショップ体験(11月26日(土)予定)
イベントに関するお問合せ:文化生涯学習課 Tel 042-481-7139 ゲゲゲのサンドアート
プレスリリース
水木しげる生誕100周年記念・調布市平和祈念展
「水木しげるが見た光景」―紡がれる想いと言葉―
次の展示のお知らせ
調布市武者小路実篤記念館移動展「人生の旅人に幸あれ」~実篤の言葉を味わう~
2022年12月8日(木) 〜 2023年1月15日(日)