【終了】調布シネサロン特別上映　サイレント映画ライブ『血と砂』『椿姫』

内容

色あせない名作、活動弁士と呼ばれた語り手の話芸、楽団の生演奏…音声のない映画を楽しんでいた時代の「サイレント映画ライブ」が今、よみがえる！
時空を超えて感動を呼ぶ、貴重な映画体験をぜひお楽しみください。

『血と砂』 (1922年/60分/ブルーレイ/モノクロ)
原作:V･ブラスコ=イバニェス
監督:フレッド･ニブロ
出演:ルドルフ･ヴァレンチノ、ニタ･ナルディ ほか
あらすじ:
スペイン･セビリアの若き闘牛士ファン･ガラルドは、スペイン随一の闘牛士として名を上げ、幼馴染のカルメンと結婚し幸せな日々を送っていた。あるとき、ファンは闘牛場でひとりの美女ドナ･ソールと出会う…。
当時の女性たちから絶大な人気を誇ったルドルフ･ヴァレンチノ演じる花形闘牛士が、ニタ･ナルディ演じる魅惑的な悪女に翻弄される様を描いた、激しくも美しい愛憎劇。

『椿姫』(1921年/63分/ブルーレイ/モノクロ)
原作:アレクサンドル･デュマ･フィス
監督:レイ･C･スモールウッド
出演:ルドルフ･ヴァレンチノ、アラ･ナジモヴァ ほか
あらすじ:
花の都パリ。故郷を離れ法律を学びにやってきたアルマンは、きらびやかな装いと美貌で夜のパリを飾る「椿姫」ことマルグリットと出会う。社交界の派手な噂とは裏腹に、心の奥底では真実の愛を探し求めていたマルグリットは、若く純粋なアルマンの一途さに惹かれ共に暮らすことになるが、とある出来事をきっかけに二人の心はすれ違い始める…。

出演者情報

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  【活動弁士】澤登 翠／台本、語り

  法政大学文学部哲学科卒業。故松田春翠門下。
  日本独特の話芸「活弁」の第一人者として、国内を始め仏、伊、米他海外にも招聘され公演している。洋画、現代劇、時代劇とレパートリーも豊富。活弁の継承者としての活動が評価され、これまでに文化庁芸術祭優秀賞、文化庁映画賞他を受賞。
  無声映画鑑賞会での公演を基盤に国立映画アーカイブや各地の映画祭での公演、大学他での講座、TV番組のナレーション、朗読とその活動は多岐に亘る。
  2015年、「文藝春秋」に掲載の「日本を代表する女性120人」に選出、2017年3月には松尾芸能賞特別賞を受賞。2022年、弁士デビュー50周年を迎えた。

  • 公式サイト

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  【演奏】楽団　カラード・モノトーン

  楽長/作･編曲、ギター、指揮:湯浅ジョウイチ
  フルート:鈴木真紀子
  ヴァイオリン:木ノ下亮子
  ピアノ:坂本 彩
  パーカッション:金丸 寛
  1994年に結成された無声映画の伴奏音楽(生演奏)を担当する西洋楽器と和楽器とを混成した専属合奏団。
  日本独特の活動写真の音楽を地道に研究し、無声映画全盛期における伴奏音楽の再現に取り組む一方で、映画音楽における新機軸を打ち出し、好評を博している。高度な演奏技術と共に、日本におけるサイレント時代の映画音楽を再現出来る数少ない演奏家集団としても高い評価を受けている。
  湯浅ジョウイチは調布市在住。他の4人は桐朋学園大学卒。