せんがわ劇場 DEL(デル)
せんがわ劇場が擁する舞台芸術家グループです。
主にせんがわ劇場演劇コンクールの出場者で構成され、劇場主催の演劇アウトリーチ事業や公演事業において、演出、脚本、俳優、講師、制作など様々なポジションで活躍しています。せんがわ劇場独自の人材育成システムの一環として、地域で活躍できる舞台芸術活動者の育成を目指しています。
また、DELのメンバーから演劇ディレクターチームを選出し、芸術監督、劇場職員と共に三位一体で劇場の事業・運営を行っています。
DEL在籍者数・・74名(2025年10月現在)
DELの育成体制
せんがわ劇場では、DELの人材育成として2つのプログラムを実施しています。
●DEL認定プログラム
DELの活動理念などの共有に加え、演劇アウトリーチのプログラム作成・プレゼン・意見交換など実践的な学びを通じて、DELとして活動するための下地を築いています。
※本プログラムに参加することで、DELへ加入できます


●DEL育成プログラム例
演劇アウトリーチに求められる知識やニーズに応じてプログラムを企画し、DELメンバーのスキルアップを図っています。
【実施例】
①外部講師によるレクチャー
毎年異なるテーマで外部講師をお招きし、様々な知識・スキルを習得するプログラムです。
▶過去の実施例
・外国にルーツをもつ方々とのワークショップファシリテーターの育成【講師:本田千恵子】
・障害のある方々に向けた演劇的手法を用いたワークショップの実践とその心構え【講師:倉品淳子(認定NPO法人ニコちゃんの会 すっごい演劇アートプロジェクト チーフプロデューサー)】
・認知症の方への演劇的手法を活用したワークショップ【講師:菅原直樹(老いと演劇 OibokkeShi主催/劇作家/演出家/俳優/介護福祉士)】
・すずきこーたワークショップ【講師:すずきこーた(俳優/世田谷パブリックシアター・ワークショップファシリテーター)】


②ワークショップリーダーをやってみよう!ビギナー編/アドバンス編
ワークショップリーダー経験の少ないDELメンバーを育成するためのプログラムです。
ワークショップ経験が豊富なDEL メンバーがチューターとなり、実際のアウトリーチ現場でワークショップの企画から実施までをサポートし、ワークショップを進行する役割であるリーダー講師を育成します。