“クリエイティブリユース”とは、使われなくなったモノ(廃材)を人のクリエイティビティ(創造性)で新たなモノに生まれ変わらせることです。
当財団では2014年から提唱者の大月ヒロ子さんとともにクリエイティブリユースに挑戦しています。地域の見直されるべき資源である廃材から「アート」を身近に感じていただければ幸いです。
クリエイティブリユースでアート!廃材ピンホールカメラでつかまえた光 調布/ウクライナ
クリエイティブリユースでアート!廃材ピンホールカメラでつかまえた光 調布/ウクライナ 概要
- 開催日
〜
- 開催時間
- 10:00~18:00
- 会場
調布市文化会館たづくり
- 料金
- 無料
市内の廃材や端材をアートな目線で見直そう
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ピンホールカメラとは
光が入らないように加工した箱に直径0.2~0.3mm程度の小さな穴をあけ、ここから被写体に当たって反射した光を取り込み、箱の中の印画紙やフィルムなどの感光媒体に画像として定着させて撮影するカメラです。
総合プロデューサー 大月ヒロ子からのメッセージ
今年度の「クリエイティブリユースでアート!」は、ウクライナでギターやカボチャ、バスなど意外な素材をピンホールカメラに加工して撮影するアートグループ「ピンホリエロ・バンディトス」のメンバーでもあるアロナ・チジェンコと、写真家、デザイナー、建築家、大学生、美術教育者など…職業も年齢も異なる日本のクリエイター、そして13人の子どもたちによる展覧会を開催いたします。日常誰もが目にする使われなくなった道具や廃棄してしまう素材が、レンズのないユニークなカメラになり、仕込まれた印画紙は光を捉えます。通常のカメラとは違い、廃材カメラならではのストーリー性や個性的な形状が、被写体との新たなコミュニケーションをつくり出し、予期せぬ解釈や表現を生み出しました。超アナログな不思議写真と、意外な廃材ピンホールカメラの両方をお楽しみいただけると幸いです。
ギャラリートーク
作品のみどころや制作過程におけるエピソードをお話しします。
12月7日(土) ①11:00~ ②14:00~
出演:①大月ヒロ子、アロナ・チジェンコ、門松弘樹、齋藤名穂
②大月ヒロ子、アロナ・チジェンコ、テライマサヤ、姫崎由美、神谷佳吾
※出演者が変更となりました。
対象:どなたでも参加OK
定員:各回20人(当日先着順)
参加費:無料
※開始10分前に展示室にお集まりください
ワークショップ『廃材でアニメーションをつくってみよう!』
調布で集めた廃材を素材にコマ撮りアニメーションと効果音作りにチャレンジ!子どもも大人も楽しめるワークショップです。
12月8日(日) 13:00~16:00
講師:大月ヒロ子、シーナアキコ(音楽家)
対象:小学生以上どなたでも参加OK
定員:10人
参加費:2,700円
会場:調布市文化会館たづくり11階 第2創作室
<申込方法>
11月7日 (木) 10:00 ~ インターネット(Peatix)申込受付開始
・お申し込みには、Peatixのユーザー登録が必要です
・1回につき1人分までお申し込みいただけます。
・参加費の支払いは申込と同時に完了します(クレジットカード決済のみ)
・キャンセルは必ずご連絡ください。開催日の6日前以降のキャンセルによる返金はできかねますのでご了承ください。
PRODUCE
大月ヒロ子(ミュージアム・エデュケーション・プランナー)
ミュージアム作り、遊びと学びの空間デザイン、展覧会監修など行うかたわら、2013年、日本初のクリエイティブリユースの実験室、情報のハブ、レジデンスとマテリアルライブラリー(廃材の図書館)を有するIDEA R LABを倉敷にオープン。日本各地で廃材活用のプロジェクトを展開中。「ちょうふのカケラカード」のもととなった「廃材カードゲーム」の、国内外の地域版の展開にも力を入れている。
IDEA R LAB ホームページ
ARTIST
アロナ・チジェンコ Alona Chyzhenko
ウクライナ出身。キーウにある現代美術センターのプロジェクトマネージャーなどを経て、2023年夏まで総社市役所の文化コーディネーターとして活動。現在は徳島を拠点に、日本での活動を本格的にスタート。
作家instagram
ピンホリエロ・バンディトス Pinholiero Banditos
ヴァルデマルト・クリュズコ(写真右)とイゴール・ベルスキー(写真左)を中心としたアートグループ。2019年からキーウを拠点に活動。
参加クリエイター
門松弘樹(デザイナー)、神谷佳吾(大学生)、小仙家(みんなのダンボールマン)、西郷絵海(ART-IST アトリエTutti主宰)、齋藤名穂(建築家/デザイナー)、杉田三奈(PAL国際保育園@東京外大 施設長)、テライマサヤ(大学生)、永岡かずみ(彫刻家)、原田海夢(大学生)、比嘉義貴(大学生)、姫崎由美(写真家)、三輪浩光(写真家/映像作家)、やないあきこ(「つくっぺこうさく」講師)+子どもたち
〈関連企画〉エレベーターホールアート
会場:たづくり1階エレベーターホール
クリエイティブリユースでアート!のこれまでの取り組みや調布中学校特別支援学級で実施したフィルム缶にアート!の成果作品を紹介しています。 詳細はこちら
助成
令和6年度文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
後援
調布市教育委員会、J:COM、調布FM83.8MHz
協力
ジェットグラフ株式会社
株式会社ブルージエイ
プレスリリース
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